名張理数研代表ブログ
夏休み最終日
小中学校は本日が夏休みの最終日です。
宿題終わりましたか?出さんとダメですよ。
そして、近年夏休み中に話題に上がるのが、宿題代行業者なるものの存在です。善か悪かといえばもちろん悪です。
一方で子供たちが取り組んでいる宿題の中には、「こんなのいる!?」と感じてしまうものも少なくありません。そういうものに限っていえば、代行業者に依頼してもよいのかなぁと感じたりもします。
知識を定着させるためのもの、今まで培った知識をアウトプットさせるためのものは良いと思いますが、目的が「ただやらせるためだけのもの」はいただけません。こういうものは必要な子、得点をつける上である程度補てんが必要な子にだけに与えたらよいのです。もし一人ひとり課題を使い分けるのが大変なのでしたら、早急にICT化をはかるべきです。
名張理数研は夏休みの間、すべての生徒がそれぞれ別の課題に取り組んでいました。取り組む課題の量、内容が全く異なります。生徒それぞれに必要なことを与えているからです。それが可能なのはICT化しているからに他なりません。こんな小さな塾でできることなので、学校がその気になればすぐにできることだと思います。ICT化の最大のメリットは生徒一人ひとりの個性、特性により注目できる点です。解き方の癖などを詳らかにすることができます。
パソコンで授業というのは不安に感じるかもしれませんが、学校の授業のように40人程度を一斉に先生が一人で指導する場合、半数の20人程度はついてこれなくても放っておかなければ授業になりません。ICT化すれば少なくともその半数のうち、やる気もあってまじめな生徒たちは拾い上げることができます。そうなれば、クラスの大部分が高い学力を身に着けていくことができるはずです。学校の授業では、しっかりと見てもらえていないように見えて、実際にも見てもらえていないということもありますが、パソコン授業では、先生が直接見てくれていないようだけど、実はしっかりと生徒一人ひとりをよく見ているという状況がつくれるのです。
いずれにしても生徒のみなさんは明日から学校ですね。
サマーカップやらサマーワークやら・・・本当におつかれサマーでした♪
Your summer vacation will soon be gone.
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名張理数研
http://www.nabari-risuken.jp/
住所:三重県名張市栄町2933-9
TEL:0595-63-3820
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思うは招く
今日は人の言葉を堂々とパクっていいますが、「思うは招く」は植松努さんのお言葉です。ご存知の方も多いと思いますが、今回のアクティブラーニングへの挑戦はまさにこれだったように思います。
最初は3人のほとんどが「ディズニーいけるかも!?」と思っただけかもしれません。ただ動機なんてそれで十分です。それを行動に移す勇気があることが大切なのだと改めて思いました。「できるかも!?」と思うことがすべてのはじまりです。
自分の経験上、思ったことは80%程度は達成できているように思います。一方で2割くらいはどうやっても無理だったことがあります。ただ、そんなのはあとで必ず笑い話にできます。「あの時は無茶したよね~」とか、そんな感じです。思い、願い、そして行動に移すこと、これは本当に大切なことです。
来年はもっとたくさんのメンバーの挑戦を期待しています。
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本日より営業再開!!
こんにちは。
さて、昨日の最終で名張まで戻ってきました。生徒のみなさんも疲れたと思います。おっさんにはかなりきつかったです^^なので、今日はエナジードリンクで体力補給です。MONSTERなかなか元気になります。
そして帰りは、せっかくなので少し奮発してグリーン車に乗っていただきました。
さて、肝心のアクティブラーニングの結果ですが、銅賞でした。当日は3チームしか出ていないので、なんかビリ感が強いですが、立派な全国3位です。お見事です。
私個人の基準でいうと、ウチのレポートの内容はピカイチでしたが、発表はほかの2チームがとても上手でした。
来年は、今回おいてきた忘れ物を取りにいきましょう!!
お疲れ様でした。
そして、太っ腹のすららさんありがとうございました。
最後に一万円札をバックに記念撮影を行いました。
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持たざるもの
塾の先生なんかしているもともと「頭が良い」と思われがちです。そういう先生も多いと思います。ただ私は違ったように思います。実際、私の兄弟で大学を出た人はいませんから遺伝的に優れていたなんていうことはなさそうですし、私自身小学生のころは、毎日のように居残りをさせられていたように思います。教室の隅に追いやられ、クラスのみんなとは別のことをさせられることもしばしばでした。運動も得意ではなかったですし、のび太くんのようだったと思います。実際、通知表の成績はひどかったです。良いが3つしかないなんてことも多かったです。
なにやらせてもダメでしたが、絵を描くのが好きで、唯一先生に褒められるのが図工の時間でした。ところが、学年が上がるにつれて、学力も徐々に上がってきました。何やってもダメで、何をやるにも人の倍以上時間のかかる子だったのですが、少しずつ工夫するということを覚えていったことが功を奏しはじめたのだと思います。それに加えて、注意して人の話を聞くようになりました。
こんな体験があります。5年生の担任が大学出たばかりの新任の先生でした。始業式でその先生が着任の挨拶をしました。「福岡教育大学から来ました北川です。よろしくお願いします。」だったと思います。その後教室に戻ったときに、先生が「僕の出身大学はどこですか?」と質問しました。クラスの中で誰一人答えることができませんでした。ほとんどの子にとって、そんな情報どうでもよかったのでしょう。もちろん先生の出身大学なんか、私にとってもどうでもよい情報でしたが、この問いかけに対してただ一人私だけが答えることができました。それを聞いて、「この子は賢い子だ」と思ったと、何年後かに改めてお会いしたときにおっしゃっていました。
5、6年生のときは先生にもまともに扱われるようになって、のび太くんからの脱却がかないます。嬉しくなっていると、母から突然、塾に通うように言われます。やっぱり、自分はアホだったのかとショックを受けます(実際は、母は担任の先生からの勧めで中学受験させようと思っていたようです)。
親の心、子知らずで、中学受験なんかせずに、地元の中学校に進学します。中学進学を機に、工夫のベクトルが変わってきます。だんだんと不真面目になってきたという感じですね。どうやったら楽できるかな!?ということを常に考えるようになりました。かえってこれが自分にはよかったようです。もともとの才能がなく、何をするにも人より時間がかかっていたので、その部分を解消するのに役に立っていたような気がします。おかげで中学のころの成績は常に学年トップクラスでした。ただ、それでも自分は頭の悪い子だと思っていました。いくら成績が良くても普通の子ができることが、やはりできないのです。結果としてバカにされることも多く自分に自信は持てなかったのだと思います。
高校も地元では比較的名の通った進学校へ進学しましたので、少し周りの見方が変わってきたようにも思いますが、第一志望に落ちたこともあり、自信のなさはすぐには解消されませんでした。当初は大学進学ではなく、専門学校を考えていたのですが、学校がスパルタの進学校でしたので専門学校とは結局言い出せずに大学受験を志すようになります。同時に生物学に興味を抱きだしたのもころ頃ですので、ここは自分にとっての大きなターニングポイントだったのかもしれません。そこから少し本腰を入れて、受験勉強を始めました。今まで何をやっても時間がかかった自分が、勉強をするとすぐに成果がでるようになっています。さまざまな事柄に対して工夫を怠らなかった。それが実を結んできたときです。そして高3の夏ころには、「オレちょっと賢いかも!?」と思うようになりました。そして今では、あまり良いことではないのかもしれませんが、自意識過剰なくらい自信にあふれています。
持たざるものでも、工夫すればある程度はどうにかなります。ないものを憂うより、あるものをどう使うか。それを日々考えていきましょう。そうすれば、結構いい未来が開けますよ!
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名張理数研
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